「ウォーターサーバーを使いたいけど、衛生面が心配だよ。」

ウォーターサーバーにはどのような衛生面の安全システムがあるのでしょうか。

今回はウォーターサーバーの水のボトルやサーバーの内部に入ってしまう空気について調べてみました。

ウォーターサーバーの水のボトルに空気を入れない方式

以前ワンウェイ方式ウォーターサーバーについてお話ししましたが、ウォーターサーバーの水のボトル(パック)の中に空気が入ってしまうことによって、雑菌が繁殖してしまう可能性が出てきます。

空気中にはいろいろな雑菌やカビ・粉塵などが浮遊しているので、その雑菌などが空気とともに水の中やサーバーの内部に入ってしまうということですね。

「それなら空気が入らないようなシステムにしてしまえばいいのではないか」ということで考えられたのが、ワンウェイ方式ウォーターサーバーで取り入れられている「エアレスパック」というものです。

これは水が減るにしたがって水のパックがしぼんでいくので、空気が入らないようにしている仕組みとなっています。

このエアレスパックを使用している代表的なメーカーが「フレシャス」「コスモサーバー」です。

フレシャス コスモサーバー
無菌エアレスパックを使用。
⇒外気が入る普及ボトルとは違い、雑菌による品質低下の心配が少なくなっています。
ワンウェイシステム専用ボトルを使用
⇒外気を取り込む必要がないので、常温でもクリーンな状態が保たれます。

ワンウェイ方式で水のボトルがパックタイプのウォーターサーバーは、多くがこの空気が入らないシステムとなっています。

雑菌を含んだ空気が水の中に入らないので、雑菌が繁殖しないということですね。

ウォーターサーバーに入る空気をきれいにしてしまう方式

ワンウェイ方式で水のボトルがパックタイプのウォーターサーバーは、そもそも空気が入らないシステムを採用しました。

一方リターナブルタイプでよくみられる、ボトルタイプのウォーターサーバーの衛生対策はどのようなものなのでしょうか?

ボトルタイプのウォーターサーバーで取り入れらている衛生対策は、入ってくる空気をきれいにしてしまうというものです。

先ほど、空気中には雑菌などが浮遊しているといいましたが、ウォーターサーバーに空気が入ってくる際に、その空気自体をフィルターでろ過することによりきれいな空気のみを中に送り込むという方式です。

空気清浄器やクリーンルームなどで利用されているHEPAフィルター(0.3μmの粒子を99.97%以上捕集するフィルター)を利用して空気をきれいにしているメーカーもあります。

また、冷水タンク内に取り込む空気を「クリーンエアシステム」でクリーンに処理しているメーカーもあり、このシステムは特許も取得しているようです。

HEPAフィルターを使用している代表的なメーカーが「クリクラ」で、クリーンエアシステムを使用しているのが「コスモサーバー」です。

クリクラ コスモサーバー
HEPAフィルターをを使用。
⇒HEPAフィルターで空気中のゴミ・粉塵を徹底的に除去し、きれいな空気を取り込みます。
クリーンエアシステムを使用
⇒外気を冷水タンク内に取り込む前にクリーン処理することで、きれいな空気を取り込みます。

空気中に浮遊する雑菌やカビ・粉塵などをウォーターサーバーの内部に取り込む前にきれいにしてしまえば、水やタンクの中で雑菌が繁殖することがなくなるということですね。

パックタイプのサーバーは全く空気が入らないのか?

上記のように「コスモサーバー」は、空気の入らないエアレスパックを使用しているのに、さらにクリーンエアシステムで空気をきれいにして取り込んでいますが、なぜこのような二重のクリーンシステムとなっているのでしょうか。

良く調べてみると、エアレスパックはほとんど空気が入らないパックとなっているのですが、水の残量が少なくなると微量の空気を使用する必要が出てくるようです。

そこで使用しなければならない微量の空気を、クリーンエアシステムできれいな空気としているのですね。

このように、水のパックがしぼんでいくパックタイプでも100%全く空気が入らないということはなかなか難しいので、安全対策を強化して衛生面を向上させているということのようです。

水の残量が少なくなってから多少の空気が入っても、正直なところすぐに使い終わってしまうので衛生的に問題はないと思いますが、このような二重の安全対策はうれしいですね。

まとめ

空気中にはいろいろな雑菌・カビ・粉塵などが浮遊しています。

ウォーターサーバーの水のボトル(パック)や内部に空気を取り込む際、これらの雑菌なども取り込んでしまう可能性があります。

そこで、空気が水のボトル(パック)に入らないようなエアレスパックを使用しているメーカーや、そもそも取り込む空気をきれいにするためHEPAフィルタークリーンエアシステムなどを使用してきれいな空気を取り込んでしまうシステムを利用しているメーカーがあります。

特に夏場などは衛生面に気を付けたいですし、赤ちゃんのミルクや子供の飲料水としてウォーターサーバーを利用する際は、衛生管理がきちんとされている安心できるウォーターサーバーを選びましょう。