コストコで水道水の水が販売されていたことが話題になっています。

この水のラベルには「ボトルドウォーター」と記載されていました。皆さんは「ボトルドウォーター」という言葉をご存知ですか?

ボトルドウォーターとは、ナチュラルウォーター・ナチュラルミネラルウォーター・ミネラルウォーター以外の飲料水のことであると日本の農林水産省では規定されています。

ですのでボトルドウォーターの水には、水道水だろうが、蒸留水だろうが、純粋だろうが、地下水を加工したものだろうがすべて当てはまります。

よく似た言葉に「ボトルウォーター」がありますが、こちらは「容器に入った水」という意味で、中身は水道水でも天然水でも水なら何でもいいとされているようです。単純に容器に入っているかどうかということですね。

「ボトル」と「ボトル」で意味が変わってくるので、ちょっとややこしいところです。

コストコで売っていたボトルドウォーターが水道水だった

ピュリファイドウォーター

コストコで販売されていたボトルドウォーターが水道水だったことが話題になっています。

「詐欺だ」「ひどい」などと思わないでください。

実は水道水がボトルドウォーターとして販売されていることはそれほど珍しいことではないのです。

というよりもボトルドウォーターと記載されている時点で、原水が水道水である可能性を考える必要があると思います。

コストコで販売されていたのは、コストコのプライベートブランド「カークランド」から発売されている「ピュリファイドウォーター(purified water)」という商品で、きちんとラベルには原材料として「水(水道水)」と記載されています。

きっちり「水道水」記載しているので、「詐欺」ではないですし、「ひどい」わけでもないと思います。

500mlのペットボトルが1本30円で販売されていたようなので、まあ特別高いというわけではないですよね。セット販売だともっと安く売られているようです。

ピュリファイドウォーターはRO水なのか?

それでは「ピュリファイドウォーター」は、どのような水道水だったのでしょうか?

まさかアメリカの水道水をそのまま蛇口から入れて作ったというわけではないでしょう。きちんと浄水施設で何らかの浄水処理をしているのだと思われます。(ピュリファイドは浄化という意味なので、何らかの処理はしているでしょう。

原材料名が、「水道水」「塩化カルシウム」「炭酸水素ナトリウム」となっていますので、水道水に塩化カルシウムなどを添加したと思いますが、調べてみてもどのような浄水処理をしたかはわかりませんでした。

逆浸透膜(RO膜)を利用したRO水ならとりあえず安心して飲むことができるのですが、RO水かどうかわからない以上このコストコの「ピュリファイドウォーター」を購入して飲もうとは思いません。

塩素やトリハロメタンをどのように処理・ろ過したのかわからないと、せっかく購入してまで水を飲む意味が分からないですからね。

アメリカでは逆浸透膜(RO膜)が一般家庭でもかなり普及していると聞いたことがあります。

また実際にアメリカの水道水を逆浸透膜(RO膜)でろ過したRO水もペットボトルでよく販売されています。

そう考えると「ピュリファイドウォーター」もRO水の可能性はあると思いますが、コストコが浄水方法を発表していないので謎であるとしか今のところは言えないですね。

日本のボトルドウォーター

日本では、実はたくさんのボトルドウォーターが販売されています。

各都道府県・市町村で、浄水施設のアピールのために水道水をペットボトルに詰めたものを「ボトルドウォーター」として販売しているんですね。

例えば「東京水」などは東京都の東村山浄水場の水道水をペットボトルに詰めたものですが、販売もされています。

物珍しさで買う人もいるのでしょうが、水道水ですからね。買って飲む意味が分かりません。

まあこれは東京都も販売をして利益を上げようという考えのものではなく、浄水施設のPRのために一応販売もしているというものなので、東京都も購入してもらおうとは真剣に思っていないと思います。

ウォーターサーバーのRO水

逆浸透膜でろ過したいろいろなRO水がウォーターサーバーでは利用されています。

RO水の原水について以前に調べましたが、ウォーターサーバーのメーカーによってRO水の原水にも違いがありました。

水道水を原水にしているRO水と、天然水を原水にしているRO水とに分類されるのですが、逆浸透膜(RO膜)でほとんどの不純物は濾過されるので、どちらを選ぶかは好みの問題になってきますよね。

私は天然水のほうが好きなので天然水を飲料水には使っていますが、RO水のほうが多少安いことは事実なんですよね。

そう考えると天然水を原水としたRO水を選んでもいいのかもしれませんね。

まとめ

コストコで販売されている「ピュリファイドウォーター」が水道水であることが話題になっています。

ただこれは隠していたりうそをついていたわけではなく、きちんとラベルに記載されているので、コストコは全然悪くありません。

できれば浄水方法をきちんと記載してくれていればよかったのですが、そこはわからないままなので改善してほしいですね。

日本でも東京都の「東京水」のように水道水をペットボトルに詰めて販売しているものがあります。

水道水をペットボトルに詰めた「ボトルドウォーター」は特別珍しいものではないので、購入する前にきちんとチェックする必要がありそうです。

逆浸透膜(RO膜)でろ過して不純物をほとんど除去したRO水はペットボトルでも販売されていることがありますし、ウォーターサーバーでもよく利用されています。

天然水よりもRO水のほうが価格が安いので、利用している方も結構多くなっているようです。