「逆浸透膜浄水器を購入したいけど価格と維持費はどれくらい必要なの?」と疑問を持っている方は多いようです。

日本では正直なところ、逆浸透膜浄水器が普及しているとは言えません。

それだけに詳しい情報についてはなかなか知ることができませんよね。

家庭用逆浸透膜浄水器については、特に維持費をよく計算する必要があります。

維持費を計算しておかないと購入したことを後悔することもありますので、よく調べておく必要がありますね。

逆浸透膜浄水器に必要な費用をきちんと計算

逆浸透膜浄水器(RO浄水器)は、逆浸透膜(RO膜)と呼ばれる細かい孔で出来たフィルターで水をろ過します。

逆浸透膜浄水器は、0.0001ミクロンのフィルターで不純物を取り除いたRO水を作ることができるのですが、やはり高性能ゆえにそれなりの費用が必要となってきます。

それでは、どのような費用が必要となるでしょうか。

購入費

家庭用逆浸透膜浄水器は、やはり値段が高いです。普及の進んでいるアメリカでは数万円程度で販売されていることも多いのですが、日本ではまだまだ普及しているとは言えないので、一般的な浄水器より高価なことは間違いないでしょう。

日本でも最近は5万円~10万円程度の比較的に低価格の家庭用逆浸透膜浄水器が販売され始めていますが、低価格のものは除去率に問題があるケースも見受けられますので、業者にきちんと除去率等について質問をすることが大事になってきますね。

日本の水道の水圧は、アメリカの水道の水圧と比較して低い数値となっています。

逆浸透膜浄水器を設置したものの、期待しただけの除去率が得られなかったということも珍しくありません。

ですのでマンションなど自宅の水道水の水圧が低い場合は、加圧ポンプが内蔵されている家庭用逆浸透膜浄水器を選ぶといいのではないでしょうか。

加圧ポンプが内蔵されているかどうかで価格も変わってきますので、性能と価格をよく比較検討する必要がありそうですね。

フィルター(カートリッジ)交換費

逆浸透膜浄水器は、逆浸透膜(RO膜)だけで濾過するわけではなく、「活性炭フィルター」「中空糸膜フィルター」などの前処理用フィルター(プレカーボンフィルター)や、ポストカーボンフィルターと呼ばれる後処理用フィルーたーなど、いろいろなフィルター(カートリッジ)数本を多段階に組み合わせてRO水を作り出しています。

通常「逆浸透膜(RO膜)フィルター(カートリッジ)」は2年~3年での交換となり、その他のカートリッジは半年~1年程度での交換となります。

特に半年~1年で交換が必要となる「プレカーボンフィルター(プレカートリッジ)」は、価格がそれぞれ1万円以上するケースもありますので、カートリッジの値段もよく調べておかなければなりません。

カートリッジの交換を定期的にしておかないと浄水機能が低下してしまうので、定期的な交換は必ず必要しなければなりません。

このカートリッジ交換費用をきちんと計算しておかないと、考えていた以上に費用が必要となってしまうことがありますので注意が必要です。

メンテナンス費用

逆浸透膜浄水器は、その能力を維持させようと考えた場合にメンテナンスは欠かせないものです。

数年に一度は定期的にメンテナンスをしないと、その濾過能力が落ちてしまう可能性が高いので注意が必要です。

この定期メンテナンスを業者に依頼した場合、別途メンテナンス費用が必要となることもありますので、このコストについても考えておく必要がありますね。

設置費用

家庭用逆浸透膜浄水器は、その設置方法もいろいろなタイプがあります。

水道関係・機械関係に詳しい方なら自分で設置することもできるかもしれませんが、通常は業者に取り付けてもらうこととなります。

その際に出張費や設置費用が必要となるケースもありますので、こちらのコストも考えておきましょう。

この設置費用は無料の場合と有料の場合があります。

購入費やカートリッジ交換費などと総合して価格を考えましょう。

故障した時の費用

逆浸透膜浄水器に限りませんが、機器類には故障のリスクが付きまとっています。

特に加圧ポンプが付いている逆浸透膜浄水器は、故障して水漏れを起こしてしまうことや、故障してポンプが作動しないことがまれに起こってしまいます。

そのようなときの故障を直す費用や部品交換費用、出張費などがどれだけ必要なのかもきちんと計算しておく必要があるでしょう。

逆浸透膜浄水器は長く使用することが多いと思いますので、保証期間などもチェックしておきましょう。

保証期間が短いと、修理に数万円の費用がかかってしまうことも珍しくありません。

できるだけ長い保証期間が設定されているメーカーを選ぶといいのではないでしょうか。

ランニングコスト(維持費)をよく考える必要

このように家庭用逆浸透膜浄水器は、購入費用だけでなくランニングコスト(維持費)も思いのほか必要となってきます。

また、定期的にTDSメーターで水がきちんと浄化されているか除去率をチェックする必要があるので、いろいろと手間のかかるのは事実です。

ウォーターサーバーのRO水と比較

ウォーターサーバーのRO水と逆浸透膜浄水器をを価格面・コスト面から比較してみました。

水の使用量と価格で比較

家庭用逆浸透膜浄水器のRO水とウォーターサーバーのRO水をコストの面から比較するポイントは、毎月の水の使用量だと思います。

例えばアルピナウォーターのRO水の場合、12リットルで約1000円となりますので、月に24リットル程度の使用量だとサーバーレンタル費用も入れて、毎月約2500円のコストが必要となります。

ウォーターサーバーで天然水を利用する場合は、12リットルで1600円~1800円程度のコストが必要となるのですが、RO水は1000円程度で利用できるので非常に安く利用できます。

また月36リットルの使用だと、毎月約3500円のコストが必要ですね。

毎月の水の使用量がこの程度ならば、ウォーターサーバーのRO水を利用したほうがお得かもしれません。

ウォーターサーバーは冷水や温水をすぐに利用できる便利さもありますからね。(ウォーターサーバーの利用者の多くは価格よりも便利さに惹かれて利用しているようです。)

反対にもっとたくさんの水を毎月使用する場合は、家庭用逆浸透膜浄水器を設置したほうがお得になるのかもしれないです。

このようにたくさん水を使う方は逆浸透膜浄水器のほうがお得、月36リットルほどの使用ならウォーターサーバーのRO水のほうがお得と考えることができるのかもしれませんね。

まとめ

逆浸透膜浄水器を購入する前に、必要な費用・維持費をきっちりと計算しておく必要があります。

逆浸透膜浄水器は、一般的に10万円程度の購入費が必要となる高価なものなのとなります。

さらに、フィルター(カートリッジ)を定期的に交換する必要があり、その費用として毎月1万5千円(2年間で3万円)程度の維持費が必要となってくるでしょう。

このフィルター交換の維持費が結構重くのしかかってきますので、購入する前に必ず確認しておく必要があるでしょう。

また、メンテナンス費用・設置費用・故障した際の費用なども必要となるケースがありますので、これらの費用もきちんと計算しておきましょう。

それでは逆浸透膜浄水器と、ウォーターサーバーのRO水ではどちらがお得と考えると、それは毎月の水の使用量(飲用量)によるのではないでしょうか。

例えば毎月24リットル(約2500円)、36リットル(約3500円)程度の使用量(飲用量)ならば、ウォーターサーバーのRO水を利用したほうがお得だといえるのではないでしょうか。